1千万通のメールでのテスト結果 |
テスト条件:
パソコン:CPU = Intel Core i5 2400S 2.5GHz / メモリ4Gバイト / ハードディスク1テラバイト(NEC Mate J type ME-D 2011年モデル)
OS: Windows10 Pro version 1809
秀丸メール Version 6.87β19 64bit版
メールの通数:受信フォルダに10万通、その配下のテスト用フォルダに1千40万通程度のメールを入れてテスト。
メールのファイルサイズのトータル = 約18.8ギガバイト程度。
1つ1つのメールのサイズはおおそ2キロバイト程度の物が多数。
添付ファイルはほとんど無し。HTMLメールでも無い普通のテキスト形式メール。
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テスト内容 |
時間など |
補足 |
秀丸メールを起動した時点でのメモリ使用量 |
約1.5ギガバイト |
メール1通につき100~300バイト程度のメモリを消費します。 |
秀丸メールの起動にかかる時間 |
約33秒 |
メール一覧用のキャッシュおおよそ1.3ギガバイトをハードディスクからロードするので時間がかかります。 |
スレッド表示にかかる時間 |
55秒 |
メール通数が増えると指数関数的に遅くなってしまいますが、一応、1千万通でもちゃんと帰ってきます。 |
メール一覧の並べ替え(Date:ヘッダ順) |
約5秒 |
1千万通のソートでもそれなりに実用的な動作が可能です。 |
1千万通のメールの他のフォルダへのコピー |
約57分 |
トータル2千万通になってメモリ不足でパソコンが極端に重くなりました。 |
1千万通コピーしたメールの削除 |
約40秒 |
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メール一覧の作成しなおし |
約23分 |
何らかの理由でメールをすべてスキャンしなおす動作が働くとこのくらい固まってしまいます。 |
備考:
このテスト結果の通り1千万通でも動作可能ですが、今回テストした程度のスペックのパソコンでは動作速度はかなり遅くなってしまうので、もしもこのような極めて大量のメールを扱う場合は、なるべくならSSDを使った上でメモリも大量搭載するなどしたハイスペックなパソコンを使うのがお勧めです。
大量のメールを扱う場合でも、複数のフォルダまたは複数のアカウントに分散させてる場合はもっと高速に動作します。
添付ファイルが大量にある場合について:
秀丸メールでは添付ファイルは別に保存するので、大量の添付ファイルがある場合、または極端にサイズの大きな添付ファイルがある場合でもそんなに遅くはなりません。動作速度に一番影響するのはメールの通数になります。
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