秀丸エディタ(ストアアプリ版)の詳細

秀丸エディタ(ストアアプリ版)は、本体の機能はデスクトップアプリ版の秀丸エディタとほぼ同じですが、違う点があります。

インストール
インストーラはありません。Microsoftストアのページからダウンロードすると、インストールされます。

アンインストール
Windowsの設定のアプリのページや、スタートメニューのアイコンを右クリックしてアンインストールができます。

ライセンス
ライセンスはデスクトップアプリ版の秀丸エディタとは全く別になります。
デスクトップアプリ版をご購入いただいていても、ストアアプリ版にライセンスを引き継ぐことはできません。
逆に、ストアアプリ版をご購入いただいていて、デスクトップアプリ版にライセンスを引き継ぐことも、現時点ではできません。

ご購入いただいた場合のライセンスは、Microsoftアカウントごとにあります。
同じMicrosoftアカウントであれば、他のPCでもご利用いただけます。
同じPCであっても他のMicrosoftアカウントではご利用いただけません。Microsoftアカウントごとにご購入手続きが必要です。
デスクトップアプリ版と違い、ストアアプリ版の秀丸エディタには秀丸メールのセット利用権は付属しません。秀丸メールも利用されたい場合は別途購入していただく必要があります。

設定
各種設定はデスクトップアプリ版の秀丸エディタとは全く別の場所に記憶されます。
[その他]→[設定内容の保存/復元]より相互に設定を移すことは可能です。

マクロファイル用のフォルダ
設定ファイル用のフォルダ
ストアアプリ版は、標準の状態でドキュメントフォルダ配下にHidemaruフォルダが作成され、マクロや設定ファイル用のフォルダに指定されています。

 ドキュメント
  └Hidemaru
   ├StoreAppMacro
   └StoreAppSetting

もしアンインストールされる場合は、このフォルダは自動で削除されないのでご注意ください。

プログラムやマクロの配置
Hidemaru.exeのあるフォルダと同じフォルダに任意のマクロやDLLを配置することはできません。管理者権限であってもできません。

デスクトップアプリ版の秀丸エディタでは、マクロファイル用のフォルダは標準でAPPDATA配下でしたが、ここを指定することは推奨されません。
隔離された領域になるので、エクスプローラによるファイルの配置と秀丸エディタで見えるファイルは異なります。

マクロファイル用のフォルダを、ドキュメントフォルダ配下など、任意のファイルを読み書きできるフォルダを指定して、そこに配置してください。

もしマクロがHidemaru.exeのあるフォルダにDLLを置くことを前提にしている場合、マクロを書き換える必要があります。
例:
    インストール先のDLLを読み込むように指定されている場合、マクロを書き換え、DLLはマクロファイル用のフォルダに配置する必要があります。
    × loaddll hidemarudir + "\\MyDLL.dll";
     loaddll macrodir + "\\MyDLL.dll";

    同梱されているDLLの場合は従来通りで可能です。
     loaddll hidemarudir + "\\HmJre.dll";

各種アドイン
各種アドインは、最初からインストール状態になっていますが、幾つかは使用できないものがあります。
秀丸ファイラーClassicの開くダイアログは標準で付属されています。
V8.73以降で秀丸スペルチェックアドインも同梱しています。
V8.75以降で分割禁止拡張も同梱しています。
V8.90以降で秀丸パブリッシャーも同梱しています。
Hidemarnet Explorer with FTPSは対応していません。

英語版、浮動小数点数版
英語版と浮動小数点数版はありません。

32bit版、64bit版
秀丸エディタ(ストアアプリ版)は32bit版のみで、32bit版のWindowsでも64bit版のWindowsでもどちらでも使っていただけます。
Windows 10 S (S Mode/Sモード)でも動作します。
ストアアプリですが、UWPではないです。
Windows 10 Mobileや、Hololens、x86/x64アーキテクチャをサポートしないWindows 10(がもしあれば)では動作しません。

バージョンアップ
本体のバージョンアップは、Windowsの設定として自動更新を有効にしている場合、バックグラウンドでダウンロードされ、適時(Windows再起動など)行われます。
Microsoftストアのページより手動で更新も可能です。
弊社のWebページから直接プログラムをダウンロードしていただくことはありません。

バージョンダウン
ストアアプリ版は、バージョンを下げることはできません。
既にインストールされたプログラムは、更新されない限り、そのバージョンを使い続けることができます。
新しいバージョンに更新された場合、古いバージョンに戻すことはできません。

関連付け
[その他]→[動作環境]→[関連付け]にあった任意の拡張子の関連付けの設定はありません。
あらかじめ、テキストファイルと思わしき既知の拡張子はファイルを右クリックして「プログラムから開く」より選択可能になっています。
アプリの選択で、「常にこのアプリを使って .xxx を開く」をONにすると、ユーザーごとの関連付けとして記憶されます。

アイコン
アプリのアイコンは、デスクトップアプリ版と違ってベタ塗り風になっています。
関連付けのアイコンは1種類のみです。
非タブモードのウィンドウ左上のアイコンは常にアプリのアイコンです。(デスクトップアプリでは関連付けアイコンでした)

コマンドラインで起動
他のアプリから、Hidemaru.exeを直接起動したり、起動オプションを指定して起動させることは通常の方法ではできません。
スクリプト(vbs)を使って、wscript.exeを経由して実行すると、あたかもコマンドラインでオプション指定して起動したかのように動作させることができます。
ヘルプの「目次-秀丸エディタ起動時のオプション 」のところにスクリプトの説明があります。
使用例:
デスクトップ版の場合
"C:\Program Files (x86)\Hidemaru\Hidemaru.exe" /j100 C:\Folder\File.txt
ストアアプリ版の場合
wscript.exe "C:\MyScriptFolder\HidemaruStoreApp.vbs" /j100 C:\Folder\File.txt


バージョン番号
V8.99に限っては、デスクトップアプリ版もV8.99.1、ストアアプリ版もV8.99.1.0といったような、3番目のバージョンの値が使われています。

V8.99以外の通常は、デスクトップアプリ版とストアアプリ版の対応関係は以下のようになります。

デスクトップアプリ版 「秀丸エディタについて」V8.97
ストアアプリ版 「秀丸エディタについて」V8.97 または V8.97.??
Microsoftストアの表示8.97.???.0

ストアアプリ版の場合は、β版はありません。
基本的にはデスクトップアプリ版の正式公開となるものに合わせる予定です。
「秀丸エディタについて」の3番目のバージョン番号は、通常は無いですが、ストアアプリ版に特化した修正がある場合、値が付けらえる可能性があります。
Microsoftストアの表示の3番目のバージョン番号は、ストアに提出する回数などの都合によって変化します。「秀丸エディタについて」の3番目のバージョン番号と同じになるとは限りません。
Microsoftストアの表示の4番目のバージョン番号は、通常は0ですが、Microsoftによって値が付けらえる可能性があります。


お問い合わせ番号
ご購入いただいている情報は、Microsoftアカウントで管理されており、弊社にはご購入いただいているユーザーの登録情報はありません。
ご購入済み状態になっている場合、[その他]→[秀丸エディタについて]のダイアログに、「お問い合わせ番号」のボタンが表示されるようになります。
もし弊社にお問い合わせいただく場合、ここで表示されるアカウント名とお問い合わせ番号をお知らせいただくと、確かにご購入いただいていることが確認できます。


ライセンス証書、領収書等
ストアアプリ版は、弊社からライセンス証書を発行することはできません。
弊社から領収書を発行することもできませんが、領収書の発行は、Microsoftアカウントのページ(外部サイト)よりご購入いただいたMicrosoftアカウントでサインインし、注文履歴より、領収書の表示が可能です。
領収書についての詳細やお問い合わせは、Microsoft Storeへお願いします。



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