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  秀丸メール: ウイルスセキュリティとの相性問題について

 平素は、秀丸メールをご利用頂き誠にありがとうございます。

 当社製メールソフトの「秀丸メール」と、ソースネクスト社製の「ウイルスセキュリティ」とを組み合わせて利用する場合で、10月27日付近から急に、秀丸メールで以下のようなエラーが出るケースがあるとの報告が何件か届いています。
受信フォルダへのファイル作成に失敗しました。
失敗したファイル名=C:\TurukameDate\(アカウント名)\受信\受信200910.txt
エラーコード=5
trans.cpp(XXXX)error=2
 このようなエラーが発生する詳しい原因はよく分かっていませんが、つい最近になって急にユーザー様から報告いただくようになりました。たぶん、ウイルスセキュリティさんが自動アップデートされたことがきっかけになって発生しているのではないかと考えられます。10月30日追記:(すみませんが勝手な憶測だったので削除させていただきます)

10月30日午後1時40分 追加情報
 秀丸メールのVersion 5.26をインストールしていただくことで、とりあえず上記の「ファイル作成に失敗」のエラーは回避出来ることが、ユーザー様の所で確認いただけました。なので、上記問題の発生するユーザー様は、お手数ですが、秀丸メールをV5.26以上にバージョンアップお願いします。
 ただし、Version 5.26を入れていただていもなお、アンチウイルスソフトがメール用ファイルを隔離してしまう現象自体は回避不能で、その場合にウイルスとは関係のないメールがいっしょに隔離されてしまったり、秀丸メールが「ListCahce Invalid」のようなエラーを発生させる可能性があります。

 「ListCache Invalid」のエラーについては、一応、エラーメッセージの指示にある通りにメール一覧を作成しなおしていただければ復旧可能です。

 アンチウイルスソフトがメール用ファイルを隔離してしまった場合、ウイルスと無関係なメールがセットで無くなってしまってる可能性があります。その点にもご注意ください。


 メール用ファイルが隔離された場合に「ListCache Invalid」のようなエラーメッセージが出てしまう問題、およびウイルスと無関係なメールがセットで隔離されてしまう可能性がある問題については、次のバージョンにてさらに対策をさせていただきます。

10月30日午後17時00分 追加情報
 今回のこの現象を再現できるメールの例を見つけることが出来ました。そのメールの例では、メールの中にウイルスが混入しているのではなく、メールの中にはウイルスをダウンロードする用のURLが書いてあるだけでした。秀丸メールでは、こういうメールはウイルスが入っている可能性が無い扱いにしてしまうので、結果として、このメールと他のメールをまとめて1つのファイルに保存してしまいます。
 なので、ウイルスセキュリティさんがこのようなファイルを隔離してしまった場合には、同じフォルダにある他のメールもセットで隔離されてしまい、結果として大事なメールが無くなってしまう可能性が高いです。
 ということで、やはり現段階でお勧めする対策を書かせていただきますと…
  • 下の説明にあるような方法でウイルスセキュリティさんの設定を変更し、秀丸メールのメール本文用のファイル(.txtファイル)をウイルス検査の対象から外していただく。
  • もしそれが出来ない場合は、せめてもの対策として、
    • 秀丸メールの迷惑メールフィルターを有効にする。(「全般的な設定・迷惑メール対策」の所のオプションをONにする)
    • 迷惑メールを、それ専用のフォルダに振り分けるように振り分け設定する
     という方法をお勧めします。こうすれば、もしもアンチウイルスソフトが反応してメールが隔離されてしまっても、大事なメールが道連れになることは避けられます。
 ということでお願いします。

10月30日午後23時00分 最新情報!
 現段階で分かっている情報により、可能な限りの対応をして、緊急ベータ版をアップロードさせていただきました。まだ正式版という訳にはいかないのですが、ウイルスセキュリティの設定をどうしも変更しないで(全ファイルをチェックする設定のままで)運用されたいユーザー様は、是非こちらをご利用ください。

11月04日更新
 10月30日に緊急公開させていただいたV5.27β1ですが、1つレベルダウンのバグを出してしまいました。現在β2になっています。

ソースネクスト社製ウイルスセキュリティ対応の緊急ベータ版はこちら
hmmail527b2_signed.exe Ver5.27β2 3.35MB 2009/11/04

 緊急ベータ版では以下の対策を行っています。
  • メールのサイズが小さい場合でも、一時ファイルを経由させることで一回アンチウィルスソフトに検査させてからメール用ファイルとして保存するようにした。(ウイルスが入ってるはずのない小さなサイズのメールでもウイルス扱いされるケースがあるので)
  • メール用ファイルへのアクセスが拒否された場合でもエラーメッセージは表示しないようにして、メール本文の所に「このメールのメール用ファイルに対するアクセスが拒否されています」のような内容を表示するようにした。結果、メール用ファイルが隔離されてしまった場合でもえげつないエラーを発生しないで済むようにした。
  • ウイルスセキュリティがウイルス入りメールと解釈する可能性のあるメールは、たとえサイズが小さい場合でも1メール1ファイル形式で保存するようにした。ただしこの処理は、ウイルスセキュリティが動作している環境でのみ行う。

2009年12月29日更新

 秀丸メール Version 5.30 (正式版)にて、ウイルスセキュリティ対策がなされています。こちらをご利用ください。
秀丸メールのダウンロード用ページ




 ウイルスセキュリティさんの設定を変更することで対処する方法を説明させていただきます。
注意
 この設定をすると、結果としてウイルス除去のセキュリティレベルは下がってしまうことになります。
 セキュリティのレベルが下がってしまったことで結果としてユーザー様がウイルス感染する等の事態が発生しても、そのことについての保証はすみませんが出来ません。その辺は自己責任でお願いします。
 変更方法としては、
  1. ウイルスセキュリティの設定を開く。
  2. 「ウイルスとスパイウェアから守る」ページの中の「設定」ボタンを押す。
  3. 「ウイルス検査対象」を「特定の拡張子」に変更する。
  4. 「適用」ボタンを押してから設定を閉じる。
 のようにしていただければいいです。
 ウイルス検査対象を「特定の拡張子」にした場合でも、よほど特殊な操作をしない限りウイルス感染する心配はありませんが、より確実にするためには、「ユーザー設定はこちら」の所から「ZIP」および「LZH」の拡張子も対象に加えるよう設定するといいかと思います。

 ということでお願いします。



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