途中まで入力した単語を同じ文書中から検索してカーソル位置に展開します。
動作はEmacsの「dabbrev-expand」に似ていて、カーソル位置に展開された単語を「次/前候補」キーで順に入れ替えていきます。
同様機能のマクロが既に発表されていますが、以下の点が異なります。
・キーアサインがEmacs風(変更もできます)
・直前に書いた単語にまず展開するので、ヒット率が高い
●キーアサイン(デフォルト)
次候補:Nキー/↓キー(文書頭方向に候補を検索する)
前候補:Pキー/上キー(文書末方向に候補を検索する)
決定 :Yキー/Enterキー
キャンセル:Qキー/Escキー
●ヒット率が高い
動的略称展開がよく使われるのは、プログラムの編集中にローカル変数を書くときでしょう。ローカル変数はカーソル位置の直前(かちょっと前)に宣言されていたり、使われていたりするはずなので、カーソル位置から文書頭に向かって検索することでヒット率が上がり、作業効率がわずかながら向上します。
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